響凱(きょうがい)

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鬼側

元・十二鬼月 元・下弦の陸 響凱(きょうがい)

 身体に埋め込まれた複数の”鼓”を叩く事によって、屋内の空間の天地左右を自由自在に回転させる事ができる”異能の鬼”。かつては”十二鬼月”の最下位である”下弦の陸”に位置していたが、後に剥奪(後述)された経緯を持つ。

 再び十二鬼月の座に返り咲くべく”稀血”(まれち)と呼ばれる特殊な血液型の子供を拉致して喰おうとしたが、それを果たす前に炭治郎に討たれる。

目次

血鬼術・技

鼓(つづみ)

尚速鼓打ち(しょうそくつづみうち)

 両肩、両脚に埋め込まれた(生えている?)鼓を叩く事により、自分が居る室内空間を前後、左右に回転させることが出来、腹の鼓を叩く事により空間を不可視の”爪”で切り裂く事が出来る。ただし、屋外の空間でも術が行使できるか否かは不明。

 また、元々は背中にも一つ、鼓が埋め込まれており、それは部屋から部屋へと瞬時に移動できる空間転移機能を備えていたが、屋敷に侵入してきた他の鬼と争った際に抜け落ち、”稀血”の少年の手に渡っていた。

性格・体質


・口数は少ないが野心家であり、人間であった頃には作家を志望していた。鬼となった後も文学への希求は失わなかった様子であるが、訪れた知人に作品を酷評された為に殺害している。

・一度は”下弦の陸”に登用されたものの、次第に以前ほどの量の人肉を喰らい続ける事が出来なくなり、「これ以上の伸び代なし」と判断した鬼舞辻自身の手によって地位を剥奪される事となった。その際に、右眼に刻まれた”下陸”の文字の上にX印の傷を付けられている。

台詞

声優:諏訪部 順一

【参考】「呪術廻戦」では両面宿儺(りょうめんすくな)役を演じている。

「腹立たしい 腹立たしい…」
「”稀血”の人間を もっと探して喰うのだ そうしたら小生は また十二鬼月に戻れる」
小僧…答えろ…小生の血鬼術は…凄いか…

公式人気投票

投票総数得票数順位
第一回二六,一〇五票百三十票第二十位
第二回一三〇,三一六票四十一票第五十六位

初登場


【第三巻】第二十話「我妻善逸」


 自らの屋敷に迷い込んで来た”稀血”の子供を探して、雄叫びを上げながら徘徊していた。