Translate

用語解説

用語解説

”青い彼岸花”や”悪鬼滅殺”等、作中に登場する固有名詞の用語に対する解説。

目次(五十音順)

青い彼岸花(あおいひがんばな)

あおいひがんばな

 千年もの昔、鬼舞辻 無惨きぶつじ むざん)が病弱な人間であった頃に医者から処方されていたとされる薬の名称であり、又、その実際の生薬となっている草花の名称。

 ただし、我国に於いて確認されている”彼岸花”は、本来の赤色の他に色素異常の白い個体が希に発見される程度であり、黄色い花を咲かせるものに至っては彼岸花そのものではなく、”鍾馗水仙”(ショウキズイセン)と呼ばれる近縁種である。

 従って、青色の花を咲かせる彼岸花に関しては植物学上、実個体の発見はもちろん自然交雑に因って発生する可能性も報告されていないので、僅かに存在する可能性があるとすれば、渡来元の中国大陸ではないかと思われる。

悪鬼滅殺(あっきめっさつ)


 鬼殺隊士の最上位階級である”柱”が装備する”日輪刀”(にちりんとう)の刀身部分に彫り込まれている文字であり、鬼殺隊の根本理念を表している。

異能の鬼(いのうのおに)


 戦闘の際に爪や牙、あるいは変形させた腕などの直接攻撃を用いるのではなく、”血鬼術”(けっきじゅつ)と呼ばれる特殊な能力を駆使する類いの鬼の総称。空間操作や分身術、催眠術や血液の武器化など応用範囲は多岐に渡る。

隠(かくし)


 鬼殺隊と並行して産屋敷(うぶやしき)家が組織、運営する別動隊であり、主に鬼殺隊士と鬼が戦った痕跡の隠蔽や負傷した隊士の救護などの事後処理を担う。

 剣技の才に恵まれず鬼殺隊士にはなれなかったものの、それでも何らかの形で鬼殺隊に貢献したいと願う者が構成員の大半を占める。

鎹鴉(かすがいがらす)

鎹鴉(かすがいがらす)

 鬼殺隊士一人一人に随行する連絡用のカラス。よく訓練されており、判別可能な人語を発声する。

鬼殺隊(きさつたい)


 人間を喰らう鬼と、その首領である鬼舞辻 無惨を討伐する為に組織された剣士の集団。

政府非公認の組織であり、

・いつ頃発足したのか?
・本拠地は何処なのか?
・運営財源は何処から拠出しているのか?
・在籍する剣士は何十人、あるいは何百人居るのか?

…等々、多くの事柄が秘密にされている。

 当主は産屋敷 耀哉うぶやしき かがや)であり、通例として”お館様”と呼称される。
 稀に外部の人間が個々の隊士を指して”鬼狩り”(おにがり)と表現する場合がある。

鬼殺隊の階級


 鬼殺隊には鬼を討伐した累積数を基にした階級が存在する。

基本的には上から順に、

「甲」(きのえ)
「乙」(きのと)
「丙」(ひのえ)
「丁」(ひのと)
「戊」(つちのえ)
「己」(つちのと)
「庚」(かのえ)
「辛」(かのと)
「壬」(みずのえ)
「癸」(みずのと)

の十段階となっているが、”甲”の上には更に”柱”(はしら)と呼ばれる最上位階級が存在する

鬼殺隊の柱(はしら)


 鬼殺隊士の最上位階級であり総勢九名で構成される。それぞれが使う呼吸の種類に応じて、

「炎柱」(えんばしら)
「水柱」(みずばしら)
「風柱」(かぜばしら)

等と呼称される。

 必要に応じて他の一般隊士に直接命令する権限を持つ。柱に登用される為には鬼を五十体討伐するか、もしくは”十二鬼月”を討伐する事が条件となる。

最終選別(さいしゅうせんべつ)


 ”育手”(そだて)が育成した隊士候補生達が最終的に受ける合同実戦試験の名称。鬼にとっては毒素となる藤の花が、麓から中腹にかけて一年中咲いている”藤襲山”(ふじかさねやま)で行われる。

 その頂上付近には、いわゆる”雑魚鬼”が数十体ほど軟禁されており、それらの鬼と戦いながら七日間生存する事が合格の条件となる。冨岡 義勇の兄弟弟子である錆兎さびと)や真菰まこも)が、この最終選別で命を落としている。

十二鬼月(じゅうにきづき)


 鬼の首領である鬼舞辻からの直接の指令を受けて行動する精鋭部隊であり、その名の通り総員十二名で構成される。十二鬼月の中には更に”上弦”や”下弦”と呼ばれる序列が存在し、それぞれに”壱”から”陸”までの番号が割り振られている。

つまり、

上弦の壱、弐、参、肆、伍、陸
下弦の壱、弐、参、肆、伍、陸

という序列になり、”上弦の壱”が最上位、”下弦の陸”が最下位となる。

また、序列は鬼舞辻による直接の指定の他にも”入れ替わりの血戦”と呼ばれる一対一の決闘によって変動する場合がある。

育手(そだて)


 鬼殺隊への入隊志願者の適性を見極め、戦闘訓練を施す教育係。鱗滝 左近次うろこだき さこんじ)や桑島 慈悟郎くわじま じごろう)など、現役を退いた元・鬼殺隊士が就任する場合が殆どであるが、その総数は明かされていない。

柱合会議(ちゅうごうかいぎ)


 半年に一度、鬼殺隊の本部である”産屋敷邸”に”柱”全員が招集されて行われる戦略会議。また、この集まりは頭目である産屋敷を裁判長に、”柱”を陪審員に見立てて、隊律違反を犯した疑いのある隊士への処罰を決定する”柱合裁判”(ちゅうごうさいばん)の役割も兼ねる。

継子(つぐこ)


 ”育手”(そだて)によって育成されるのではなく、現役の”柱”によって才能を見出され、その直接指導を受けながら育成される”柱候補生”。現在であれば栗花落 カナヲつゆり かなを)などが、それに当たる。

日輪刀(にちりんとう)


 鬼殺隊士の標準装備であり、鬼が苦手とする太陽光の粒子を大量に吸収した”猩々緋砂鉄”(しょうじょうひさてつ)と”猩々緋鉱石”(しょうじょうひこうせき)と呼ばれる特別な鋼材を鍛えて製造された刀。

 また、完成した日輪刀を握った瞬間に、その隊士の体質や呼吸の種類に応じて刀身の色が変化する事から、別名「色変わりの刀」とも呼ばれる。

万世極楽教(ばんせいごくらくきょう)


 ”上弦の弐”である童磨が人間のフリをして教祖を務めている、新興宗教団体の名称。もちろん、童磨自身は信者を”食料”として確保する為に利用していたが、教団自体は童磨が興したものではない。

 元はと言えば実の両親が興した教団であり、父親が教祖を務めていたが、幼少期の童磨の眼が”虹色”であった事から「この子は神童である」と確信し、早くから次期教祖として祀り上げていた。

 伊之助の母親である琴葉ことは)が、一時、身を寄せていた事もある。

藤の花の家紋の家(ふじのはなのかもんのいえ)

藤の花の家紋の家(ふじのはなのかもんのいえ)

 過去に鬼の襲撃から命を救われた一家や一族が、後年になって鬼殺隊に対する援助や協力を申し出る場合がある。それらの家は目印として門や玄関に”藤の花の家紋”を掲げており、隊士であれば無償で宿泊や食事の提供、物資の拠出等を受けることができる。

無限城(むげんじょう)

無限城(むげんじょう)

 城の内部構造を模して構築された、文字通り”無限”に近い広大な空間の名称であり、半天狗の後任として新たに”上弦の肆”の座に就いた鳴女なきめ)が鬼舞辻から管理を任されている。鳴女が手にした琵琶を奏でる事により、無限城と外界の任意の場所とを”扉”で接続(あるいは遮断)する事ができる。

 ただし、無限城を構築している柱や壁、床板といった物質自体が鳴女自身の血鬼術によって創造、維持されているのか、それとも、何処か別の場所に通常の方法で建造された城を、血鬼術によって隔絶、拡張しているだけなのかは判っていない。

厄除の面(やくじょのめん)

やくじょのめん

 鱗滝 左近次が作成した”狐の面”であり、自らが育成した弟子が”最終選別”から無事に戻るようにとの願いを込めて習慣的に手渡している。

縁壱零式(よりいちぜろしき)


 戦国時代から刀鍛冶の里に継承されている戦闘訓練用の機械人形。一説によると当時実在した剣士の動きを再現しているらしいが、詳細は不明。時透 無一郎が訓練に利用した他、最終的に炭治郎の訓練によって破壊された。