鬼殺隊士の最高位である”柱”の内の一人であり、”蟲の呼吸”を駆使する事から”蟲柱”(むしばしら)と呼称される。年齢は十八歳。鬼の討伐任務だけでなく、負傷した隊士の療養所である”蝶屋敷”の管理運営を担う他、自らの”継子”である栗花落 カナヲ(つゆり かなを)の指導にも当たる。
実の姉である胡蝶 カナエも、かつては”花の呼吸”を使う”柱”であったが、”上弦の弐”である童磨に殺された経緯を持つ。
個人情報
誕生日 | 二月二十四日 |
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年齢 | 十八歳 |
身長 | 百五十一糎 |
体重 | 三十七瓩 |
出身地 | 東京府北豊島郡滝野川村 |
好物 | 生姜の佃煮 |
趣味 | 怪談話 |
目次
日輪刀
刀身の色は深瓦灰(シェンワーホイ)であり、鍔の形状は花弁形。制作した刀鍛冶は”刀鍛冶の里”の長である鉄地河原 鉄珍(てっちかわはら てっちん)。切先だけを残し、刃の部分を削り取ったかのように細く造られている特別な仕様であり、その分、重量も軽いので斬撃自体の威力は決して高くない。
これは、胡蝶が他の隊士と比べて非力であるが故の対策とも言えるが、鞘の中で”毒”を調合、充填する機構も組み込まれている為、その両方の需要を満たした合理的な形状であると言える。
蟲の呼吸と技の一覧
蟲の呼吸の技は非力を補う為に、軽快な体捌きによる速攻で敵を翻弄する事を主眼としている。また、蟲の呼吸は”花の呼吸”から、花の呼吸は”水の呼吸”から、それぞれ派生したとされている。
しかし、花の呼吸には他の使い手(初代)が存在した事が確認されているが、蟲の呼吸に関しては他の使い手に関する記録が見当たらない為、胡蝶しのぶが独自に研究・派生させたのか、それとも他にも使い手が存在したのかは明らかではない。
しかし、花の呼吸には他の使い手(初代)が存在した事が確認されているが、蟲の呼吸に関しては他の使い手に関する記録が見当たらない為、胡蝶しのぶが独自に研究・派生させたのか、それとも他にも使い手が存在したのかは明らかではない。
蝶ノ舞…戯れ(ちょうのまい たわむれ)
跳躍しながら敵と擦れ違いざまに複数回斬りつける技。蜂牙の舞い…真靡き(ほうがのまい まなびき)
前方に跳躍しながらの片手突き。蜻蛉の舞い…複眼六角(せいれいのまい ふくがんろっかく)
敵への突進から擦れ違うまでの間に、真向、袈裟、左袈裟、逆袈裟、左逆袈裟、そして突きの”六連撃”を叩き込む高速技。”蝶ノ舞 戯れ”に比べて斬撃の回数が増えている分だけ殺傷力が増すが、防御や回避の動作が一切できないため相討ちにもなりやすい。蜈蚣の舞い…百足蛇腹(ごこうのまい ひゃくそくじゃばら)
蜈蚣(ムカデ)のように左右にうねりながら、敵の眼を惑わしつつ距離を詰める突進技。性格・体質
・他の隊士達の前では穏やかな物腰で振舞っているが、”風柱”である不死川 実弥(しなずがわ さねみ)と同様に強く鬼を憎悪している。
・実姉である胡蝶 カナエを殺した宿敵、童磨を倒す為の対策として、特別に調合した”毒”を一年以上の時間を掛けて自らの体内に吸収、蓄積していた。
活躍・功績
・体躯が華奢で非力であるが故に、柱の中でも唯一人、鬼の頸を斬れない隊士であるが、”藤の花”から抽出した”毒”を実戦使用が可能な域にまで研究し、それを自らの日輪刀に充填する事によって毒で鬼を殺す方法論を確立した。
・”那田蜘蛛山”での戦いに於いて、血鬼術で作られた”繭”に捕らわれた村田を救出した他、強制的に身体を”蜘蛛”の姿に造り変えてしまう”毒”の被害を受けた善逸らを救助し治療した。
・童磨への対策とは別に、珠世が鬼舞辻に対して使用する予定であった”人化+老化”の効果を併せ持つ複合薬を共同開発した。
最期
”無限城”での戦いに於いては、実姉、カナエの仇である童磨と単独で対峙するが、刀で打ち込んだ毒を悉く分解、無効化されて致命傷を与える事が出来ず、遂には捕えられて童磨の体内に吸収される形で死亡する。しかし、事前に自らの身体に蓄積しておいた毒が時間差を置いて童磨の体内を巡り、後から駆け付けたカナヲ、伊之助との交戦中に童磨の身体が腐敗、崩壊を始め、カナヲが止めを刺す形で勝利した。
台詞
声優:早見 沙織
【参考】「呪術廻戦」では伏黒 津美紀(ふしぐろ つみき)役を演じている。
「こんばんは 今日は月が綺麗ですね」
「そう…そうですね私は いつも怒っているかもしれない」
「私の姉を殺したのは お前だな?この羽織に見覚えはないか」
「地獄に堕ちろ」
公式人気投票
投票総数 | 得票数 | 順位 | |
第一回 | 二六,一〇五票 | 一,八一三票 | 第六位 |
第二回 | 一三〇,三一六票 | 八,七八七票 | 第五位 |
初登場
【第四巻】第二十八話「緊急の呼び出し」
那田蜘蛛山に踏み入った村田たちの小隊がほぼ壊滅したとの鴉の報告を受けて、産屋敷 耀哉が控えていた胡蝶と冨岡に応援を命じた。