その他の登場人物(鬼側)

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鬼側

その他の登場人物(鬼側)

 ”手鬼”や釜鵺(かまぬえ)、零余子(むかご)等、鬼側の、その他の登場人物に関する解説。

目次(五十音順)

お堂の鬼


 炭治郎が鬼と化した禰󠄀豆子を連れて鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ)に会いに行く途中、立ち寄った お堂の中で人間を喰らっていた鬼。禰󠄀豆子に頭部を蹴り飛ばされ、炭治郎が樹の幹に斧で打ち止めた後、昇ってきた朝日を浴びて絶命した。

【台詞】声優:緑川 光


「ここは俺の縄張りだぞ 俺の餌場を荒らしたら許さねぇぞ」
「なんで鬼と人間が つるんでるんだぁああ」

釜鵺(かまぬえ)


 ”十二鬼月”の中で最下位の”下弦の陸”に位置する鬼。鬼舞辻が”無限城”に下弦の鬼のみを集め、”那田蜘蛛山”で累が倒された事を告げた際、心の中で(そんな事を俺たちに言われても…)と思い浮かべるが、その思考を鬼舞辻に読まれて怒りを買い、他の下弦の鬼達への見せしめとして殺されしまう。

【台詞】声優:KENN


「お許しくださいませ 鬼舞辻様 どうか どうか お慈悲を」

手鬼


 炭治郎が”最終選別”に於いて遭遇した大型の鬼であり、身体から無数の”手”が生えているのが特徴。冨岡 義勇の兄弟弟子であった錆兎真菰も、この鬼に殺された。

【台詞】声優:子安 武人


「狐小僧 今は 明治何年だ」
アァアアア 年号がァ!!年号が変わっている!!
「”厄除の面”とか言ったか?それを つけてるせいで みんな喰われた」

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投票総数得票数順位
第一回二六,一〇五票八票第五十一位

沼鬼


 炭治郎が鬼殺隊士となって最初の任務で遭遇した鬼。三体に分身する事ができる上に、壁や地面などの平面と、血鬼術によって造成した”沼”のような亜空間とを自由自在に出入りする事ができる。専ら十六歳の少女を好んで攫って喰らい、身に付けていた簪(かんざし)を”蒐集品”と称して羽織の内側に収めていた。

【台詞】声優:木村 良平


「貴様ァアアア 邪魔をするなァァァ!!女の鮮度が落ちるだろうがァ!!」
「この町では随分 十六の娘を喰ったからな どれも肉付きが良く美味だった」
「この蒐集品の中に その娘の かんざしがあれば 喰ってるよ」

公式人気投票

投票総数得票数順位
第一回二六,一〇五票八票第五十一位

佩狼(はいろう)


 轆轤(ろくろ)よりも以前に”十二鬼月”の”下弦の弐”に位置していた鬼。人間であった頃は佐幕派の武士(新選組など)であり、朧気ながらも戊辰戦争に参加した記憶を持つ。

 煉獄 杏寿郎れんごく きょうじゅろう)の父、槇寿郎しんじゅろう)が現役の”炎柱”であった時に仕留め損ねた経緯があり、初対面の筈の杏寿郎を槇寿郎だと誤認し、激しく逆上した。。

 鬼には珍しく銃火器の類を積極的に用いる上に、体内を武器庫にして何時でも取り出す事ができる。また、後述する血鬼術をも併せれば広範囲、多数の敵と同時に戦う事が出来る。

鹵獲腔 影狼(ろかくこう かげろう)

 地面に映った自身の影から狼の姿形をした”式神”を複数体、生成して敵を追跡、攻撃させる事が出来る。これは、あくまでも式神であって”分身体”ではないので、視覚や記憶の共有、会話などはできない。ただし、本物の狼のように咬みついて攻撃する事はもちろん、佩狼自身と同様に体内に銃火器を収容する事ができ、口から銃口を突き出して敵を追い詰めながら射撃する…といった器用な攻撃が可能である。

鹵獲腔 戦禍陣狼(ろかくこう せんかじんろう)

 上述の”影狼”で生成した式神を全身に纏い、鎧と化す血鬼術。防御力が格段に上がるが、杏寿郎が放った”炎の呼吸”の奥義”玖ノ型・煉獄”によって敗れ去った。

【台詞】


「復讐だ…!復讐してやる!」
「ここからは一人の武士として貴様を殺す」
「…いい太刀筋だ」

零余子(むかご)


 ”十二鬼月”の中で最上位から十番目の”下弦の肆”に位置する鬼。”那田蜘蛛山”で累が倒された事を知り、怒り心頭した鬼舞辻は”無限城”に下弦の鬼のみを集めて解体を言い渡す。

 その際、零余子は鬼舞辻に心の中を読まれてしまい、鬼狩りの柱を恐れている事を暴露される。懸命に否定したが聞き入れられず、鬼舞辻自身の手によって粛清された。

【台詞】声優:植田 佳奈


「私は貴方様のために命をかけて戦います」

公式人気投票

投票総数得票数順位
第一回二六,一〇五票七十七票第二十八位

轆轤(ろくろ)


 ”十二鬼月”の中で最上位から八番目の”下弦の弐”に位置する鬼。鬼舞辻が”無限城”に下弦の鬼のみを集めて解体と粛清を言い渡した際、轆轤は暫しの猶予を請い求めたが聞き入れられず、鬼舞辻自身の手によって殺された。

【台詞】声優:楠 大典


「私はまだ お役に立てます もう少しだけ御猶予を戴けるならば」

病葉(わくらば)


 ”十二鬼月”の中で最上位から九番目の”下弦の参”に位置する鬼。”無限城”に集められた下弦の鬼達が、鬼舞辻自身の手によって次々と粛清されてゆく様子に恐怖し逃亡を試みるも、何故か”頭部のみ”の状態で捕まり、そのまま絶命した。

【台詞】声優:保志 総一朗


「なんでこんなことに?殺されるのか?せっかく十二鬼月になれたのに」
「逃げるしかない!!」