鬼殺隊士の最高位である”柱”の内の一人であり、”炎の呼吸”を駆使する事から”炎柱”(えんばしら)と呼称される。父親の槇寿郎(しんじゅろう)も過去に炎柱を務めており、鬼殺隊の黎明期より続く由緒ある家系である。母親は瑠火(るか)、弟は千寿郎(せんじゅろう)。
個人情報
誕生日 | 五月十日 |
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年齢 | 二十歳 |
身長 | 百七十七糎 |
体重 | 七十二瓩 |
出身地 | 東京府荏原郡駒澤村 |
好物 | 薩摩芋の味噌汁 |
趣味 | 能楽や歌舞伎の鑑賞 |
目次
日輪刀
刀身の色は緋色(ひいろ)であり、鍔の形状は火焔形。制作した刀鍛冶の名は明かされていないが、杏寿郎亡き後、鍔は炭治郎の”滅一文字”の刀に受け継がれた。
炎の呼吸と型の一覧
この呼吸について言及する時は必ず”炎”(ほのお)の呼吸と呼び、決して”火”(ひ)の呼吸と呼んではならないという暗黙の不文律が存在する。
その理由とは、呼吸法の始祖であった戦国時代の剣士、継国 縁壱(つぎくに よりいち)が”日”(ひ)の呼吸の使い手であったので、それと混同しないようにする為である。
その理由とは、呼吸法の始祖であった戦国時代の剣士、継国 縁壱(つぎくに よりいち)が”日”(ひ)の呼吸の使い手であったので、それと混同しないようにする為である。
壱ノ型…不知火(しらぬい)
片手横一文字斬り、あるいは諸手での左一文字斬り。弐ノ型…昇り炎天(のぼりえんてん)
円を描くように下から上へと斬り上げる逆袈裟、もしくは逆真向斬り。参ノ型…気炎万象 (きえんばんしょう)
前方に跳躍しつつ、上段の構えから振り下ろす真向斬り。肆ノ型…盛炎のうねり(せいえんのうねり)
相手の連続攻撃に合わせて打ち払う防御技。伍ノ型…炎虎(えんこ)
前方の敵に対して斬撃を乱れ打つ連続攻撃。玖ノ型…煉獄(れんごく)
前方の敵に対して突進しながら斬撃を乱れ打つ奥義。性格・体質
・明朗、快活にして誇り高く、まさに”炎”を体現化したかのごとき気質であるが、それでいて決して短絡的ではなく、他の”柱”からの信頼も厚い。
子孫
『煉獄 桃寿郎』(れんごく とうじゅろう)を参照の事。
最期
”無限夢列車”での戦いに於いて、炭治郎達が”下弦の壱”である魘夢(えんむ)に辛うじて勝利した直後、突如として”上弦の参”である猗窩座(あかざ)が襲来した為に単独で応戦するが、洗練された拳法を駆使する猗窩座に今一歩及ばず惜敗し、死亡した(享年二十歳)。
劇場版映像に於ける
杏寿郎と猗窩座の決戦
杏寿郎と猗窩座の決戦
活躍・功績
魘夢と一体化した列車が脱線した際、地面に向けて技を放つ事によって衝撃を緩和し、唯の一人も乗客の死者を出さなかった。
台詞
声優:日野 聡
【参考】「呪術廻戦」では加茂 憲紀(かも のりとし)役を演じている。
「老いることも死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ」
「俺は如何なる理由があろうとも 鬼にならない」
「俺は俺の責務を全うする!! ここにいる者は 誰も死なせない!!」
「そして今度は君たちが 鬼殺隊を支える柱となるのだ 俺は信じる」
公式人気投票
投票総数 | 得票数 | 順位 | |
第一回 | 二六,一〇五票 | 一,〇二一票 | 第七位 |
第二回 | 一三〇,三一六票 | 八,〇〇〇票 | 第七位 |
初登場
【第六巻】第四十五話「鬼殺隊柱合裁判」
産屋敷邸にて招集された柱合会議の場で、鬼である禰󠄀豆子を連れた炭治郎に対して嫌悪感を示し、他の柱達と共に厳罰を求めていた。ただし、不死川や伊黒のように”憎悪”の感情まで抱いていたわけではなく、どちらかと言えば禰󠄀豆子の同行を黙認していた産屋敷 耀哉の真意を測りかねている様子であった。