竈門 禰󠄀豆子(かまど ねずこ)

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鬼側

炭治郎の妹 竈門禰󠄀豆子(かまど ねずこ)

 竈門 炭治郎かまど たんじろう)の実妹であり、年齢は十四歳。兄の留守中に”鬼”(鬼舞辻 無惨)の襲撃を受け、傷口から鬼の血を摂り込んでしまった事により、自らも鬼に変貌してしまう。

 炭治郎が鱗滝 左近次うろこだき さこんじ)の元で修業している間は原因不明の昏睡状態に陥っていたが、兄の最終試験合格と同時に目を覚ます。以後、太陽の光が差している間は”背負い箱”の中に納まる形で炭治郎に同行する。

 他の鬼との戦いを経験する中で自らの”鬼化”も確実に進行していき、血鬼術である”爆血”(ばっけつ)を行使する事が可能になった他、欠損した肉体の再生能力も”上弦”の鬼に匹敵する速さを誇るようになった。

個人情報

誕生日十二月二十八日
年齢十四歳
身長百五十三糎
体重四十五瓩
出身地東京府奥多摩郡雲取山
好物金平糖
趣味裁縫

目次

血鬼術・技

爆血(ばっけつ)

血鬼術 爆血(ばっけつ)

 自らの血液が他の鬼の身体に触れると発火、炎上し、回復に時間を要する重度の火傷を負わせることができる。また、この術は鬼の身体だけでなく血鬼術に対しても有効であり、妓夫太郎の毒に侵された宇髄や炭治郎、伊之助の命を救った。

性格・体質


・人間であった時の性格は温和そのものであったが、鬼にされてからは戦いを躊躇わないようになった。

・一定の範囲で体格を調整する事ができ、小さな子供の姿になる事も出来る。

・鱗滝から「人間は守るべき存在であり、鬼は戦うべき敵である」との暗示を掛けられており、基本的にはそれを守っている。ただし、後述する遊郭での戦いに於いては、急激な鬼化の進行に伴って一時的に正気を失い、人間を襲いそうになった。

覚醒

大人化


 遊郭に於ける堕姫だき)との戦いの最中に、(おそらくは)上弦の鬼の身体を流れる鬼舞辻の血の濃さに触発されて急激に鬼化が進行し、体格や顔つきが大人の姿に成長したばかりか、切り落とされた腕や脚が一瞬で再生するようになった。
 その際に体表に現れた痣のような紋様については、別項の【禰󠄀豆子の痣】(ねずこのあざ)を参照。

太陽光の克服


 刀鍛冶の里に於いて、禰󠄀豆子は炭治郎と共に分身体の中に隠れる形で逃げ惑う半天狗の本体を追い詰めていたが、途中で朝日が昇り始めてしまった為に、禰󠄀豆子は広範囲の火傷を負ってしまう。

 炭治郎が頭上に覆い被さって日光を遮ろうとしたが、分身体が尚も動きを止めずに里の人間を襲って喰おうとしているのを見て、禰󠄀豆子は炭治郎を蹴り飛ばして離し、本体に止めを刺すように促す。

 禰󠄀豆子の判断を尊重した炭治郎は半天狗の本体の位置を匂いで正確に探り当て、今度こそ頸を斬る事に成功する。もちろん、禰󠄀豆子を犠牲にする事で得た勝利に喜べる筈もない炭治郎は失意の底に落ち込むが、何の力が働いたのか、禰󠄀豆子は陽の光を克服して無傷の状態で立っていた。

 この時の禰󠄀豆子は縦長の瞳孔と鋭い牙という、鬼に共通する特徴を依然として有しており、決して人間に戻ったから太陽の光が平気になったわけではなかったが、昼間の行動が自由になる事で常に付き添う必要が無くなり、炭治郎が鬼舞辻との最終決戦に向けた”合同強化訓練”に専念する事ができた。

・最終的には珠世が処方した”人化薬”によって人間に戻る事が出来た。

子孫

我妻 燈子・善照』(あがつま とうこ・よしてる)を参照の事。

漢字表記について


 禰󠄀豆子の名前に用いられている「」の漢字は、当方で記載している「禰󠄀」(ネ偏、ねへん)が本来の表記であるが、我が国の産業規格である「JIS」が定めた「基本漢字」が昭和58年に改訂された際、「禰󠄀」から「禰」(示偏、しめすへん)へと、漢字表記の決まり事そのものに変更が加えられている。

 従って、新聞社や大半の出版社など、最新の決まり事を遵守する立場の主体が発行する印刷物に於いては、「禰豆子」と表記されている場合の方が多いので注意して欲しい。検索の際には「ねずこ」と平仮名で入力する事を推奨する。

台詞

声優:鬼頭 明里


「お お おはよう」
よかったねぇ
「ずっと私 何もわからなくなってて ごめんなさい」
「帰ろう ね 家に帰ろう」

公式人気投票

投票総数得票数順位
第一回二六,一〇五票三,三一九票第三位
第二回一三〇,三一六票五,〇四六票第十一位

初登場


【第一巻】第一話「残酷」


 鬼の襲撃を受けて意識不明の重傷を負った状態で、炭治郎に背負われていた。

ファンアート


竈門 禰󠄀豆子(かまど ねずこ)のイラスト①
『寄る辺なき羊たちがイエス・キリストの御名の下に集い パンを分かち合う喜びに満たされますように』
竈門 禰󠄀豆子(かまど ねずこ)のイラスト②
『善逸さん、恥ずかしいですぅ……』